テキストサイズ

催眠術 SO & AN

第34章 催眠術なんて信じてないけど11 ニノ


11-3

でも、
帰り道の車の中
そんな事を言う俺に 相葉さんはちょっと意地悪な顔で笑う


「じゃあ、俺のかけた催眠術もそろそろ解いた方がいい?」
「ハァっ?お前、一体いつの事言ってんだよ。催眠術の効果なんて そんなに続くワケねーだろ。
あ。てゆーか、あの時だって別にかかったワケじゃねーし。
あ。てゆーか、もともと俺、催眠術なんて信じてねーし!」

「あはは。じゃあ 今ニノが俺の事好き好き言ってくれるのは
本心からだってことでいいの?」
「・・・・・・それは!・・・別に 本気で言ってるワケじゃねーもん。
単なるネタ、話題提供で言ってるだけで・・・」

「そうなの?」
「・・・・・・」

「ホントにそうなの?」
「・・・・・・」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ