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彼女と妹

第7章 彼女(その3)


「だね。隼人の前だけ、エロいかも…チュッ」

俺たちは布団の中で、お互い全裸のまま過ごした。

少し喋ってはキスし、少し喋ってはギューッと抱き合いながら。

こんなにも、こんなにも甘くて優しくて満ち足りた時間があるなんて、綾子って不思議だ。

こんな幸せな時間がいつまでも続くと思っていた。

この時は綾子が傍にいる限り、いつまでもいつもでも続くって思っていた。

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