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彼女と妹

第8章 綾子と先生(その1)

私は静かに口を閉じた。

「少し眠れば元気になるだろ」

そういって先生は私の頭をよしよしって撫でた。


うひゃっ


もう高校生の私を子供扱いして…

悪くはないけど。


せんせい…


横に座ったまま私のこと見つめてる。


なぜか私も先生を見つめ返す。

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