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彼女と妹

第9章 妹(その4)


いい年して、オネショしたのか?

 
なんてもはや誤魔化せる状況じゃない。


オネショした状態で、眠れないからと俺のベッドに入ってくるはずもなく、なにがどうビチャビチャなのか、説明されなくともわかる。


恥ずかしいんだろう


七海は顔を埋めたまま、さらにギューっと掴ってきた。


七海のいい匂いが俺の思考を更に麻痺させていく。


七海が俺のことをどんなふうに見ているのかはわからない。


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