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「ビチャビチャになるのに、イけないの。イくと彼女さんみたいな声が出る？」


七海は自分が俺と綾子との行為を除いていたことを無意識に喋ってる。


でもそれ以上に、七海が同じことを自分に求めてることの方が衝撃だった。


「七海、自分の部屋に戻れよ」


俺が、兄でいられるうちに…



「イかせて…」


ゾクッとした。

妹の声じゃなくて女の声。