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彼女と妹

第2章 俺の彼女


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「ん…、あん、ダメ」

「どうして」

「だって…んんん」

ためらう綾子の口を塞ぐ。

綾子はまだ何か言いたそうに、控え目に俺の唇から逃れようとする。

そっと、離してあげる。

「んん、あ…、ねえ、私たちまだ…」

「ん? まだ、なに?」

「付き合って1週間だよ」

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