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「お兄ちゃん…、私、嬉しいよ？」


今頃になって罪悪感に襲われ始めた俺に、七海は不安そうに何度も何度も話しかけてきた。


「七海……」


七海の名前を呼ぶことしか出来なかった。


「お兄ちゃん、…後悔してるの？」


「……」


言葉が出るはずもない。


七海にはもう見透かされている。