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彼女と妹

第14章 妹(その5)


「おにいちゃーん、教えて」


俺が風呂から上がると、早速七海が部屋にやってきた。


で、何も持ってないのは何故ですか…


七海はまるでそれが当たり前であるかのように、椅子の俺に抱きつきもたれかかってきた。。


ギシッ


椅子の背もたれが大きく軋む。


「…おい…、何してる?」


「早く教えて…」

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