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彼女と妹

第15章 彼女(その4)


「今度の日曜、行っていい?」


朝の校門で綾子が切り出す。


何となくバツが悪い雰囲気だったから、素直に嬉しい。


暫く駄目かななんて考えていただけに、その一言で下半身が一気に元気になる。


ホントに男って奴は…


「この前と同じくらいの時間に行けばいい?」


ちょっと戸惑い気味の俺に、綾子が覗き込んでくる。

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