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彼女と妹

第5章 妹(その3)


俺の動きを察知するかのように訴える。

いつもと声のトーンが違う。

「ななみぃ?」

「なんでもないから出てって…」

「…変な奴」

俺は、それ以上は何も言わず七海の部屋を出た。


そのときは何とも感じなかったけど、後になってからよくよく思い出してみると、七海はあの時オナってたんだ。

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