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彼女と妹

第7章 彼女(その3)


「? 変なの…」

想像と妄想でうつろな瞳の俺に綾子が怪訝な表情を見せる。

綾子は俺を見て思い出さないんだろうか。

「…綾子ぉ…」

「ん?なぁに?」

「次の日曜…、またうち来る?」

「…(赤)変なこと…しない?」

「しないしない、全然」

「ほんとう?」

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