
さよなら人生。
第3章 好きじゃない。
誕生日からしばらくが経ち
先輩に彼女が出来た。
わたしと幼馴染の女の子。
仲は良かったりそうでなかったりの子。
でも先輩は誕生日以来
頻繁に連絡をしてきていた。
彼女出来たんですよね?
と聞いても
出来てない。
と、答える。
本当か嘘かもわからない事を
つらつらと、先輩は私に言う。
すき。 会いたい。 さみしい。
つらい。付き合いたい。
その度わたしは面倒くさく適当に
交わしていた。
その頃、学校ではブログが流行っていて
わたしはその事をブログに書いていた。
それにその時、
ちゃんと私には好きな人がいて
先輩の事なんて微塵も思っていなかった。
