POISON TEACHER
第8章 お金で買える愛は愛なんかじゃなくて汚い欲望だ!!
タカシとあゆみは
いつもどおり
仲良く登校していた。
『あっ!?
痛ぁぁっ!!』
学校の廊下で足を挫いたらしい。
『保健室まで運ぼうか?』
タカシは、その女子にたずねた。
女子生徒の名前は、斎藤愛実
『だ…大丈夫ですよ。
立てるんですけど
片足がちょっと…、』
『肩を貸して
教室まで運ぶから』
『ありがとう!』
あゆみは、少し
嫉妬したが
(しょうがないね)
と簡単に片付けた。
『あぁ、喉渇いたぁ~。』
『俺も喉渇いてたんだ
僕のおごりで一緒に飲む。』
『えっ、
いいの?
ありがとう!!』
二人は廊下の自動販売機に行き、
仲良く飲んだ。
あゆみは、ますます不安と嫉妬に駆られそうになった。