POISON TEACHER
第10章 親なんかしょせん他人同然な存在なんだよ!!
『あんたらこそ人のあら探しや、詮索ばっかして、何が楽しいんだ!!
心のどこか満たされなくて、
欠陥だらけの愚民共が!!』
保護者たちは、一部は沈静化したが
他は黙っあおらず溝坂を批判するが
拓真のお母さんが溝坂を庇い
『いい加減にそういう偏見を
なくしたらどうなんですか!?
人を見た目や裏職業をステレオタイプに決めつけないでください!!』
拓真のお母さんの覇気のある声に、
保護者たちは、怯み、何も言わなくなった。
『あんたらがさっき言ったこと
絶対後悔するぞ!!』
溝坂は教室の扉をあけた。