POISON TEACHER
第10章 親なんかしょせん他人同然な存在なんだよ!!
こうして授業は終了した。
放課後、溝坂と麗奈、拓真は教室に残っていた。
二人は仲良くなり以前のラブラブな状態に戻った。
『先生……!!
ホントにありがとうね、
私、本音で言う大切さを学びました。』
『俺は、あくまで背中を押しただけ!!
あとは、麗奈自身の力で言えたんだ。
礼はいらない。』
『んじゃ、今度一緒に皆で夏休み
どこか旅行しません?』
『おいおい何で何だよ?』
『…だって、先生といたら面白いことが起きるからです!!』
溝坂は、苦笑いをしてしまった。