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やって来たのは、五十嵐教頭だった。

『どうしたんですか？
随分ニヤニヤしちゃいまして、
年老って、痴呆症でも起きましたか？』


『フフフ………!!
そのほざいた舌がいつまで持つか
見物だよ！!』


『どういうことですか？』



『貴様は、今までにそのふざけた舌で
どれ程学校に迷惑かけたか
校長はもう貴様を辞めさせるというんだ！!


ある条件を満たせば免除することも出来るんだ！!』




『条件って、何ですか？』




五十嵐教頭の余裕な表情に
あゆみたちは、何か嫌な予感がした。