
POISON TEACHER
第11章 集団リンチする連中は、一人じゃ何もできねえ臆病者の集まりだ
あれから1週間が経過した。
土曜日に溝坂はある電話をあゆみたち六人組から情報をてにいれた。
『先生!!
今日の放課後漆島君が色んな他校の生徒とあらゆる街でたむろしてたのを
うちの高校の人達が見たって、』
溝坂は、早速街に出掛けた。
すると、とある路地で漆島たち不良グループを見かけた。
溝坂はこっそり追跡するが、
『おい、そこのオッサン!!
何俺たちをつけてんだ!!』
後ろに不良グループの一人が近づき、
そして、他の仲間がやって来て、
溝坂は路地裏に連れていかれた。
溝坂は、路地裏に投げつけられ、
『おい、コイツ漆島の、先公みたいだぜ!!』
『ああー、あの大口叩いてるバカ教師か?
噂には聞いてるぜ!!』
漆島は、『何しに来たんだ。
俺を探ってくんなよな!!』
『あー、去年は面白かったな。
お前を助けようとした先公……!!
俺らが協力したおかげで辞めちまったけどな…』
『……………!!!!』
漆島は、怯える表情が現れ、冷や汗をかいた。
一人のリーダーが現れ、
『いやぁ、まあどうせこの先公も
同じ運命たどるんだな!!
もう二度と裏切らねえと誓うか?
………漆島………?』
『………、あっ、あぁっ、!!』
