POISON TEACHER
第11章 集団リンチする連中は、一人じゃ何もできねえ臆病者の集まりだ
そして、着いたのは、
学校の体育館倉庫
倉庫にあるものを、溝坂はトラックにしまっていた。
狭い倉庫も意外と広かった。
『漆島……!!
いいか、これからは
自由をてにいれるために、
このダニたちと戦え!!
生きるか死ぬかの10人抜きだ!!』
『………、中からいる奴を俺が一人出してやる。
そいつとタイマン勝負するんだ!』
漆島は、最初は怯えていたが
いざタイマンすると、
その一人の不良の動きがトロく
漆島は攻めて、あっという間に倒した。
『……………』
漆島は、それまでの怯えも消え
溝坂が一人不良をだすたびに倒すの繰り返し。
『どうだ!!
いくら不良グループが強くても
個々が案外雑魚いもんなんだよ!!』
漆島は自信を取り戻していった。