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POISON TEACHER

第11章 集団リンチする連中は、一人じゃ何もできねえ臆病者の集まりだ

翌日、不良グループたちは、
逮捕された。

漆島は被害者ってことで、
一時的に保護され、学校にやってきた。


溝坂は漆島を職員室に呼びだした。


『お前に会いたい奴がいるんだ!!』



『………!?』



奥園昌樹だった。

『すまなかった…………!!

あの時は、今思い出してもホント恥ずかしかった。


君の心に大きなきずを負わせたのだから、
謝っても許してくれないの承知の上でだ




漆島……!!




ホンッットにすまなかった!!!』


奥園昌樹は土下座をした。




『もういいんだ。
気にしてないよ。


それに俺にはいるべき居場所が
見つかった。』

漆島は窓から覗いてる四組の生徒たちを見つめた。

無事に和解をした。




そして、溝坂のクビは免れた。



溝坂は漆島に一言言った。



『今の言葉、身にしみたぜ!!』



溝坂と漆島は四組の生徒たちに囲まれ
教室へ戻っていった。

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