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POISON TEACHER

第14章 どんなにバカな親でも、選ぶことなんかできないんだよ


つぐみは悔しくて、
寺の外で一人泣いていた。



拓真はそれに気づき、
黙って寄り添った。
だが、いつまでも何も言わなかった。




つぐみは、愚痴をこぼしてた。


『ホステスって、
金のためなら、汚いことを平気で
する最低の詐欺師!!』



つぐみの一言で拓真と大喧嘩になり、




以来会うたびに悪口や文句を
言うようになり、


幸せそうな生徒を見るたびに
嫉妬して、学校から孤立していた。

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