POISON TEACHER
第15章 一番やってはいけない罪は過去の罪を受け入れず逃げる事だ
『ハアッ………ハアッ……!!』
溝坂は仰向けに倒れてる
誠のところへ近づいていき、
『先生………、』
『今日のお前、
…………かっこよかったぞ!!』
『なるほどねぇ……、
姉ちゃんが
学校行きたくなるわけだ………!!』
誠はわらった。
そして、同時に溝坂の素性をしり、
こんな先生と、いられて羨ましくて、
涙を流した。
『…………溝坂先生、
ありがとう……………………!!!!』
溝坂は動けない誠をおんぶし、
工場から出ていった。
翌日誠はいじめられることもなく、
元気にイキイキと新しい友達と
夏休みを満喫をしている。