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POISON TEACHER

第25章 神や仏にすがるな、自分の足で前に進んで行けっ!!



拓真が皆に話をした。

『今日来てもらったのは
他でもない!!

夏休みといえば…………、


肝試しだっ!!』



拓真以外は全く乗り気ではなかった。
拓真はじゃ、なんで来たのかってくらい
ツッコミたくなる程だった。


一人例外がいた。


『いゃあっお前らの恐怖に満ちた
顔を拝めるのが楽しみだっ
イシシシ……………』




『もう最悪っ!!
このサディスト、変態っ!!

鬼っ!!

サイテー悪魔っ!!』


四組の皆は溝坂の珍しい変態発言に
驚きながらも非難した。




『あっ、トイレどこあるかな?

寺ん中にあるかな?
先に行っとくぞーー』



溝坂は寺の中へ向かっていき、
暗くて見えなくなった。


『アイツ本間に
怖いもの知らずだな』


『教頭にも平気でハゲ呼ぶ
くらいだね』


『アイツ心が
普通の人間じゃないわ!!』




喋りながら懐中電灯を照らし、
寺の門を通り抜けた。

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