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拓真『おいっ!!皆っ!!
寺の中に入るぞっ!!』

皆は寺の中に入り込んだ。


だが、ある二人を除いて



拓真『あれ、

あいつらは？』



外を見ると、
あゆみとカナは外で立ちっ放しで
完全にずぶ濡れだった。



拓真『バカヤローー!!!
早く入れよっ、
風邪引いても知らねぇぞっ!!』


『『寺の中に入るぐらいなら、

風邪引いた方がマシよっ!!!』』




『どんだけ、怖がりなんだよっ!!』



拓真たちは、抵抗するあゆみ、カナを
必死で中にやっといれた。



おかげで皆ずぶ濡れになった。


『参ったな替えの服ないじゃねぇか』


『一応、タオルたくさん持ってきて
よかったわ。

冷や汗かきまくるなぁと思って
持ってきてたのに、

こんな風に使うことになるとは
思わなかったわ』



麗奈はたくさんのタオルを
皆に配り、
服はどうにもならなかったが、
髪や濡れた肌を拭くことはできた。



筧はある心配をしていた。



『溝坂先生っ!!
一体どこで何してるんだっ？』