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POISON TEACHER

第26章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(前編)


顔面に包帯を巻いた
野球部が溝坂に強く訴える



『私は練習中に
溝坂先生にボールを顔面に
当てられましたっ………、



あと、監督として
ちゃんと指導ができていませんっ!!


私は溝坂先生にっ
土下座をして

きちんと謝罪をしてほしいっ!!』





『…………………』

溝坂は無表情のままだった。



『どうしたんですか

溝坂先生……?

早く謝ってください。

あと、慰謝料と治療費も
請求してもらいますよ。



どんなに深く謝っても……』



佐久間は溝坂を
フォローしようとしたが



アンチ溝坂の空気に
飲み込まれてしまい、
何も言えなくなった。



そして、
野球部の皆は
謝れコールを連発し出した。



『あーーやーーまれっ………


あーーやーーまれっ………


あーーやーーまれっ!!!』


溝坂は窮地に立たされたっ!!

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