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POISON TEACHER

第27章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(後編)



溝坂たちはバスで
桜庭高校へ戻っていった。


ナインたちを含めた
野球部の皆は、
疲れきって眠っていたのだ





溝坂と門田は起きていて
長いバスのあいだ
色々と話した




『溝坂先生………、
本来なら怒るべき所なんだが、』



『門田先生、
今回は特別に許してやってください


それに、俺は野球部に
大事なことを全て教えきった………


今度は門田先生が
甲子園に引っ張ってく番だ!!』




『そうですね。

溝坂先生のおかげで
監督して復活できましたよ…
だが来年は一回戦敗退なんてことは
いきませんよ……』



『絶対に優勝してください!!』




『任してくださいっ!!』




溝坂と門田は拳と拳をぶつけ
男の約束をした。




『今夜監督復活祝いに
一緒に飲みに行きましょう!』




『賛成ですっ!!』





桜庭高校の甲子園優勝の
戦いはまだ始まったばかりだった。

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