POISON TEACHER
第30章 刑事VS 毒舌教師
『私は荒川拓真の母親の
荒川ミチ子と申します
息子たちのお世話になりました』
私より年上なのに
とても若く感じた
確か拓真くんの話によると
16才で子供を………、
んで高2だから……
『さっ、32歳っ!!』
あたしは思わず
口で喋ってしまった。
『あらあら
どうやら私のことを喋ったみたいね
ゆうひちゃん……
あなたのことは拓真と麗奈ちゃんから
色々と聞きましたわっ』
これが拓真くんのお母さん
一つ一つの言葉から
芯の強さが現れ
凄い母親と言われるわけに
何となく気づいた。
「ところで、
何で真理子お前までここに?」
『実はねぇ……、』