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POISON TEACHER

第31章 POISON DETECTIVE



電話が切れた後
斉藤は顔を下に向けながら
外へ出ていった。



刑事たちはザワザワと
騒然したまま斉藤を心配した。





『せ、先輩っ……』



『斉藤……』




ゆうひは斉藤を待っていたが
いつもと様子が違い
声をかけたが全く応答しなかった。




『斉藤っ……、

返事くらいしてよ』



「悪いがオレは忙しいんだ
取り調べの仕事あっから……」





『斉藤っ


斉藤ーーー!!』




斉藤はゆうひの声を無視して
振り返らずに廊下を歩き去っていった

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