無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

溝坂は門田に
突然外へ連れ出されて
困惑した。



『どうしたんですか
門田先生？』




『あの女性に
気をつけてください……


恐らく彼女の目的は
溝坂先生をこの学校から追放することですよ………』





『どういうことですか？』





『教育委員会では
溝坂先生を問題視しています

だが先生は正論を述べていて
反抗していた生徒も徐々に減っていき
先生を慕っていった
それで業を煮やした委員会が
例の女性を派遣した



溝坂先生の悪態を暴く目的で……、』





『なるほど、
虫が好かない感じの訳が
何となく理解できた……』




『気をつけてくださいよ……
隙を見せたらどうなるかわからないですからね!!』




『大丈夫ですよ!!



いつでも辞めれる覚悟はできてますからね!!』




キーンコーンカーンコーン………




『おっと、授業の準備を……』




溝坂は職員室に入り
次の授業の支度をした



門田は溝坂のことを
不安でとても心配な様子だった。