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『これから毎回この
観光バスにお世話になります。




そこで皆さんには
沖縄のある歌をバスに乗るたびに
歌ってもらいます!？





ユイマールという
沖縄で有名な曲ですっ!？




サビを歌いますね




ユイユイッ


ユイユイッ


ユイマール♪



では皆さんも


せーーーのっ!!』







『ユイユイッ



ユイユイッ



ユイマールっ♪』


生徒たちは楽しそうに
歌っていった。



『皆さん


とーーーっても上手いですよっ!!



では皆さんに歌詞カードを
配りたいと思います



溝坂先生っ
下にある歌詞カードを配ってください!!』






溝坂は下にある歌詞カードを
後ろへ回していった。





楠木は溝坂の座ってる席の
反対側で窓を見つめてばかりいた。
溝坂は楠木を心配する素振りを
全くしなかった。