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POISON TEACHER

第42章 沖縄旅行なんくるないさー(楠木の過去)




「うちの父と母は
共に高校の教師をしていたの……




母は教育委員の幹部に
なっていき、父は小さな田舎の高校で
生徒たちに人生や生き方とか
教えていた



父を尊敬する卒業生が
たくさんいたの…





ところが、
体育館ステージで
一人の女子生徒が首吊り自殺する
事件が発生して、




父はその事件を機に
行方をくらましたの




そしたら大量の
不正入学金が発覚し、




更に多くの借金を
抱え込んでいたの……!!






母はショックのあまり
自殺をしてしまった……







借金の返済をただ一人の娘




つまり私を全て背負うことになったの……」






『お金っていくら借金を……』





「一億よっ!!」







『い、一億っ!!!!!





年収より多いじゃないっ
どうやって返すの!?』







「いや、返す必要は
ないわ………」







『そ、それって


どういうことなの?』








「一生の寵愛を受けること!!」







『ウ、ウソッーーー!!』





小松田は体の腰が抜け、
とても驚いた

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