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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第5章 李 英雄(リ・インション)の事情

翌日は僕も瑞穂もバイトだった。

瑞穂は大学の友人を招いていた。

厨房の隅で瑞穂に確認する。

「アノ女ノ人八瑞穂サンノ友達デスカ?」
「そうよ。大切な親友。英雄くんを
紹介してもいい?私の恋人って」
「モチロンデス。スキンシップシテキマスネ」
「スキンシップ?挨拶じゃなくて?
ちょッ……英雄くんッ。待ってよッ」

瑞穂の言葉を背に
僕は瑞穂の親友の元へと向かった。

「瑞穂サンノ恋人ノ李 英雄デス」
「初めまして。瑞穂の友達の……えぇッ?」

椅子から立ち上がった瑞穂の親友を
真っ向から抱き締めキスをした。

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