えっちな事好み
第9章 青春拗らせ〇年
「じゃぁ、その大学とやらに行ってきま〜す!
そのままバイトだから、晩御飯いらね〜から!」
口の中のパンを飲み込み、俺は玄関を出た―――――…
と…そこに、学ランを着た隣の息子シュンヤと鉢合わせする…
「お、久しぶりシュンヤ!元気か?受験頑張れよ?」
「あっ///章介兄ちゃん!おはよう…」
彼は、中学3年の受験生だが…頭の出来は俺とは違うらしく…
勉強すれば、上の高校は選びたい放題!!らしい…
「若いってだけでも輝いてんのに―――…何?ニヤニヤして…」
「あ、いや…章介お兄ちゃんとおばちゃんの声…聞こえてたから、朝から楽しそうで、仲いいなぁって…ヘヘヘ」
「はぁ?シュンヤ…耳悪いんじゃね〜の?仲とか別に普通だろ?羨ましがる事か?」
俺たちは、途中まで一緒に歩き別れた―――――…