えっちな事好み
第10章 〇でかくれんぼ!
「ヒロ!管理人室ってあれか?」
シン君が指差す方に、プレハブの小屋が見えました!
……入り口は、案の定鍵がかかってました…
しかし…ヒロ君が、ドアノブを何度もガチャガチャと…捻ると――――…
ガチャ!っと…ロックが外れた音がしました!!
「ぅわ!開いた!ラッキー」
「え!ヒロまじでか?すげぇなお前!!」
シン君が、興奮したようにドアを開けたヒロ君に抱き喜んでます!!
その光景をみて…私は、つい“キュン”と、してしまいます…
静かに管理人を覗くと……
何処にでもある…小さな小屋です―――――――…
休憩場所にも使われていたのか…椅子とテーブル――…雑に置かれた棚が主な家具のようです―――…
棚の中には…廃材関係の資料の他に
漫画や雑誌…週刊誌が見えます――――…
「やっぱり、まだキレイだな!!」
ヒロ君は、扉を閉めると…
狭い部屋を見渡し…私を見ました…
「――――なぁ、ハナちゃん…いい?」
「///うん…そろそろタカ君…探しに来ちゃうからね…」
私は、ヒロ君の目の前に立ち…静かに目を閉じました!
「――――ゴクン…」