えっちな事好み
第15章 〇漢・〇女振り出しスクープ!
ガヤガヤと――――…女と俺以外にも降りる通勤客はいる…
女を見失わないように…
俺は、後ろをキープする……
そして―――――…
「あの…すみません」
俺は、痴漢と一発楽しんだ女に声をかけた――――…
「―――――…はい?」
振り替える女は…
少し高揚した首筋をしていたが…
側から見たら、通勤客のその他大勢と変わらぬ涼しげな顔をしているに違いない…
「――――――少し…いいですか?」
「何ですか?会社に行きたいので……手短にお願いします」
おっと…
見た目によらず…強気な女だったとは…
ビジネススーツだが…シャツとか小物…鞄は女子力高めの品…
女と言う立場をわきまえつつ…男性社会でバリバリ働くタイプらしい…
では――――手短に…