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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第20章 遠回りのルームメイト2 ニノ


2-6

上級生を押し退けた俺は すぐに扉に飛びつき、震える手で鍵を開ける


「斗真・・・」
「ニノ、・・・大丈夫?」


俺の恰好を見た斗真が眉を顰める

扉の前に立つ俺たちを突き飛ばすようにして 上級生が逃げようとしたけど

斗真は余裕で食い止める


「おっと、逃がすわけないだろ」


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