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5-4

「はぁ・・・焦った・・・」
「ごめん・・・」

「いや、こっちこそごめん。ちょっとした悪戯ゴコロだったんだけど・・・」
「・・・・・・」

「ホントごめんな？」
「もういいから・・・ティッシュ取ってくれる・・・？」

「あぁ・・・だけどさ、どうしてあんな風になったんだ？」
「・・・・・・」

「ホントはずっと気になってたんだけど・・・お前、俺の事嫌い？
触れられるのも嫌なくらいに・・・」
「・・・そんなことない」

「だってそうだろ・・・気のせいだって思おうとしたこともあったけど、やっぱり・・・」
「翔、ホントに違うんだ。ごめん、それにはワケがあって・・・」

「ワケ？ワケって何だよ・・・ほんとに理由があるなら教えてくれよ、でないと
俺は・・・」
「・・・・・・」