無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

6-3

「潤はいいなぁ、そんなに愛されて」
「ニノは誰か好きな人いないの？」

「いない、かな」
「ホント？」

「俺、今までも誰かを好きになったことなんてないもん。まーが潤のことで一喜一憂する気持ちも、正直わかんねぇから・・・」
「俺もね、こんな気持ち初めて。でもね、好きな人が居るってすごく素敵なことだよ」


素敵、って単語が高校生男子の口から聞けるなんて

これ、まー以外のヤツが言ったのなら「バカじゃねぇの」なんて思うかも知れないけど
まーには何だか似合っちゃうから不思議なんだよなぁ・・・