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5-1

いつも朗らかな　潤の大きな瞳が　潤んでる


「潤？どうしたの？」
「・・・ごめん、何でもない、目にゴミ入ったみたい」


そう・・・？
そう、なの？



「今日は疲れたから　早く寝るね・・・おやすみ・・・」
「うん・・・おやすみ・・・」



潤が眩しくないように、俺も電気を消して　ベッドに潜り込んだ

・・・潤　大丈夫かな


寝息はなかなか聞こえてこない
いつもあっという間に寝てしまう程　寝つきのいい俺も　今日はちっとも眠くならない



さっきの潤は　やっぱり泣きそうになってたんだと思う


・・・何かあったのかな


潤が言おうとしないのに　しつこく聞くのは　踏み込み過ぎ？
こういうのってルール違反なのかな


でも気になる

一度だけ声を掛けてみようか・・・