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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第36章 泣き虫ルームメイト20 潤



二人で爆笑した後、まーは恥ずかしがって両手で顔を隠してしまった

「信じられない・・・潤、いつからわかってたの?」
「ん?最初から♪」

「嘘・・・何でその時言ってくれなかったんだよ?」
「だって・・・、俺だって女の子と間違われてたなんて、恥ずかしくて言いたくなかったし
まーの夢を壊しちゃいけないって思って」

「絶対嘘だ、俺が勘違いしてるのバカにして 陰で笑ってただろ」
「笑うわけないだろ、俺がそんなことすると思う?この目を見てよ」


中指と薬指の隙間から まーがそっと俺を見る
その様子が可愛くてつい笑ってしまった

「笑ってんじゃん!やっぱバカにしてる!」
「違うって・・・w」



まー、バカになんかしてないよ
俺、嬉しかったんだ、本当に

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