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「潤はこっちに荷物取りに来たの？このまま実家に帰る？」
「ううん、俺　実は単位足りなくなっちゃって。このままだと進級できそうにないってことで　冬休み返上で補習うけなくちゃいけないんだ」

「え？このままここに残るってこと？」
「先生方の仕事納めまでね。いくら何でも大晦日や３が日まで先生方に迷惑かけられないから」

「補習さえ受ければ進級できるの？」
「うーん、要するに学力での遅れがあっちゃいけないって事だから。まずは休み直前に後期の中間テストを追試って形で受けさせてもらって　赤点無いことと、３月の期末でもそこそこ点数取れなくちゃダメだろうね」

「大変だな、でもまぁ、潤なら大丈夫だと思うけど」
「あ、そういえばノートありがと。すごい助かるよ。ところでみんなはいつ帰るの？」

「俺とニノは明日」
「まーは？」


何かを考え込んでた様子のまーは俺の目を見てポツン、と言う




「俺は・・・俺も、ギリギリまで残ろうかな・・・」