
泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN
第59章 遠回りのルームメイト19 翔
19-2
「・・・っ!」
俺を拒むように、すぐに入り口が締まる
「ニノ、ごめん・・・頑張って、力抜いて・・・」
「・・・んぅ・・・」
ニノが口を開けて声にならない叫びをあげる
「痛い?ごめん・・・息止めないで・・・」
「はぁ・・・」
何度「ごめん」って口にしただろう・・・
まだ途中なのに
気が付けば二人とも汗だくになってる
そして。
今まで経験したことのない程、長い時間をかけてすべてを収めると
そこは今まで経験したことのない程、気持ちいい場所だった
