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その時、廊下から話し声
ギョッとして時計を見ると、もう１２時過ぎてる

特別授業が終わって、みんなが帰って来たんだ


「オイ、隠れろ」
「え？どこに？」

「どこでもいいよ、こんなとこ見られたら・・・」


隠れると言っても狭い室内、隠れる場所なんてあるはずない


それに、隠れろ、なんて
そんなことしたら余計怪しくなるに決まってるのに

その時の俺は　とにかくパニクり、ニノに誤解されたくない一心で　隠蔽工作をしようとしてしまった