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22-5

連れてこられたのは図書室の一角
小難しい郷土資料や偉人伝なんかが並ぶコーナーで
高校生の興味を引くものは無い為、いつも無人のゾーンだ


翔はここの一番奥の壁に腕を突き、俺を閉じ込める

これって、所謂壁ドンじゃん・・・
勿論人生初だけど、
この囚われた感といい、間近で見る翔の綺麗な顔と言い、
なんつーか　すげー破壊力だ

これは女子が萌えるシチュってのもわかる気がする・・・

なんて呑気なことを考えて、いや、そうじゃない、と首を振る