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「あ、俺も折る、しかしイマドキ千羽鶴かよ」

こういうレトロなことするのがいかにもまーらしい

細かい作業が苦手な俺は、
「クソ、またズレた・・・」

何度もやり直しながら鶴を折り、ニノに冷たい目で見られながらも
よれよれの鶴を完成させた

「翔、それじゃ羽ばたけそうにないよ」
「ほんとだ」

二人にくすくす笑われてもめげない俺は不格好な鶴を何羽も折り続けたし、クラスの奴らもみんな手を貸してくれた


本当に千羽揃った鶴なんて初めて見たけど、すごく綺麗だし、何だかみんなの想いって言うか　パワーが籠ってるような気がする




潤、みんな待ってる
手術なんてさっさと済ませて、早く帰ってこいよ