
泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN
第67章 泣き虫ルームメイト43 まー
「今日も居てさ、“この間の人、潤くんの友達?”って聞いて来るからハッキリ“恋人です”って言ってやった。“学校では同じクラスだし、寮でも同室だから 朝から晩までずううっと一緒に居てラブラブなんです”って。
あはは、その時のアイツの顔ったら・・・」
「ふふっ、気の毒だけど またちょっかい出して来たら困るもんね」
「まー、俺が嬉しいのはアイツの事凹ませたことよりも、こうやって堂々とまーのこと“恋人”って言えることだよ。言いながら顔がにやけちゃった」
「潤・・・」
潤はこんなにも 本気の本気で 俺の事好きになってくれてるんだ・・・
そう思うと俺の方こそ顔がにやける
俺は潤の恋人なんだ
改めて、身体の奥の方からじわっと喜びが湧いてくる
俺、生きてて良かったー
母ちゃん、産んでくれてありがとーーー!
