泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN
第68章 泣き虫ルームメイト44 潤
まーの親指が 俺の口元に伸びて来て
唇の端を撫でるように、ソースを拭ってくれる
「あ、ありがと・・・」
不意打ちの行為にちょっとドキッとした
そして更にまーはその指をペロッと舐める
別に俺に見せつけようとして わざとやってるんじゃなくて
フツーに、自然にしてるみたいな笑顔にさらにドキドキ
だ、誰も見てないとは思うけど
それでも こんな沢山の人が居るとこで・・・
天然ってことに関しては やっぱりまーは俺より格段に上だ
なんだか久しぶりに 自然体のまーに触れたような気がして
口元が緩むのを止められない