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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第68章 泣き虫ルームメイト44 潤



革のアンクレットにワンポイントで小さな石がついてる
シックで上品なものを指さすと



「え・・・嬉しいなぁ・・・実はそれ、僕がデザインしたものなんだ」



「え、デザイナーさんなんですか?」
「へぇ・・・カッコいい・・・」


金具にイニシャルを入れられるというので、それもお願いすることにした

「15分くらい待っててくれれば出来るけど。それとも後で発送しようか?」


「買いものしながら待ってればいいよね」
「うん、寮に送ってもらってもいいけど、何だか大野さんに見破られそうな気がする」

「わかる、あの人 普段ボーっとしてるとこあるけど そう言うのには目ざとそう」
「それで二人でペアのアンクレットなんかしてたら 絶対冷やかされるよ」


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