テキストサイズ

泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第71章 泣き虫ルームメイト47 まー



「おーい、二人とも、用事が済んだなら部屋に戻ってくれよ。俺は一応勤務時間中だからな」

「あ・・・はぁい。大野さん、ありがとね」
「ありがとうございました」


「わかってると思うけど、今の話、秘密厳守で」

「うん、お互いにね。・・・で?まー、その日に何があったの?」
「朝、バスに乗って駅に行く時に・・・」


「・・・・・・」




大野さんが「まずったな・・・」って苦い顔してるのが どうにもおかしくて笑いがこみあげてくる

俺たちも 一応これは誰にも言わない方がいいだろう、ってことはわかってるから
廊下では口を噤んで、部屋に戻ってからまた興奮気味に話し合った


ストーリーメニュー

TOPTOPへ