無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

初めての上越新幹線も、
その中でお弁当食べたりお菓子食べたりするのも、
サファリパークで、バスに乗ってライオンに餌をやるのも

まーと二人ですることは　何でもすごく楽しくて　わくわくする



「わ、まー。ライオンだよ、すっごい、顔が大きい！」
「ホントだね」

「まー、見て見て。カピバラの赤ちゃんだ、可愛いね！」
「うん」

「まー、ソフトクリーム食べようか？」
「うん、いいね」



だけど、途中で何か変だな、って気づいた


まーの大好きな動物が一杯のこの環境
いつものまーなら俺の３倍、いや、５倍くらいは騒ぎそうなのに
今日はやけにおとなしい


外だから花粉症が辛いのかも知れないけど、ずっとマスクしたままだし
俺が話しかけても、返事は最小限に近い感じ