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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第77章 泣き虫ルームメイト53 まー



「ふふ・・・っ、まー、こっち向いたらだめだよ。右を下にした方がいいんだって」
「え、そうなの?それじゃ同じ向きを向かなくちゃいけなくなって、潤の顔が見えないじゃん」

「そうなるね」
「うーん・・・それは寂しい・・・あ、イイ事考えた」

向かい合わせに寝た状態から 俺も右を下に、とするから重なるようになっちゃうんだよ
頭と足の向きを反対にして時計の針が9と3を指すようにすれば
潤の顔が見れるじゃん

俺ってほんとこういう事には頭が回るな~

「あはは・・・逆さまだけどね」
「いいのいいの、逆さまで見る潤も新鮮で可愛いから」

「俺は可愛くなんかないよ」
「え?潤は可愛いよ?あ、勿論カッコいいけど。それでもすごく可愛い顔してると思うけどな」

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